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「八朔の雪―みをつくし料理帖―」高田都

八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)
(2009/05/15)
高田 郁

商品詳細を見る

久しぶりに時代物を読んでみました^^

江戸の神田町見台所にあるそば屋「つる家」。

そこの調理場で働く18歳の少女・澪は、
店主の種市に料理をまかされることも。

子ども時代に水害で両親を亡くし、
故郷の大坂から江戸にやって来た澪。

大坂と江戸の味の違いに戸惑いながらも、
天性の味覚と料理に対する愛情を武器に、
自分の料理に磨きをかけ、
様々な試練に立ち向かっていく。

美味しそうな料理と人情が織り成す、
連作時代小説短編集。

この「みをつくし料理帖シリーズ」は
初めて読んだのですが、
かなり人気のあるシリーズみたいで何冊か出ています。

これは第1巻ですが、
短編集でありながら
サイドストーリーにかなり動きがあるので、
1巻から順番に読むのが断然お得です(^^)b

「料理帖」とある通り、
上方(大坂・京都の辺り)から出てきた澪が、
江戸の人に喜んでもらえる料理を作ろうと
様々な料理を編み出していきます。

巻末には澪の編み出したレシピつき。
一粒で二度美味しい(笑)

出て来る料理が美味しそうなのはもちろんのこと、
江戸と上方の食文化や、
文化の違いもたくさん出てきて、
非常に興味深く読めました。

また、サイドストーリーもかなり波乱万丈。

澪は上方にいた頃に奉公していた
料理屋のおかみさん(ご寮さん)の芳と一緒に
長屋に住んでいるのですが、
なぜ澪が奉公先の主人と一緒に
長屋暮らしをしているのかも、
話を追うごとに明らかになってきます。

子どもの頃に手相占いで、

「苦労が絶えず、
艱難辛苦の降り注ぐ『雲外蒼天』の相」

と言われた澪。

その通り、
この1巻で描かれているわずか1年の間でも、
澪には艱難辛苦がバンバン降り注いでいます(^^;

でも、そんな運命にも決してめげず、
何度でも立ち向かい、
ひたむきに美味しい料理を作ろうと奮闘する澪が
とてもいじらしく、元気をもらえます。

澪と一緒に住む芳、奉公先の主人・種市をはじめ、
澪を取り囲む人々も、とても人情味があり、
いい人ばかり。

生き別れになった
澪の幼馴染・野江との今後も気になるところなので、
またいずれ2巻も手にとってしまうかも知れません^^

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タグ : みをつくし料理帖 高田都


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子供の頃から筋金入りの活字中毒で、和書だけでは飽き足らず、洋書にも手を出し、現在に至ります。

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2007.6.20 
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